令和9年度の介護報酬改定に向けて、通所介護(デイサービス)、地域密着型通所介護、
認知症対応型通所介護の改定論点と対応案が示されました。
令和8年10月14日に開催された第270回社会保障審議会介護給付費分科会の資料です。
10月1日のお知らせでお伝えした「基本的な視点」に続き、
10月からサービスごとの具体的な議論に入っています。
・令和8年10月9日(第269回)
定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、
小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、
認知症対応型共同生活介護
・令和8年10月14日(第270回)
通所介護、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護、療養通所介護、
通所リハビリテーション、短期入所生活介護、短期入所療養介護
■通所系サービスの4つの論点
論点�@ 必要な介護サービスを提供できる体制
論点�A 経営基盤の強化・負担軽減
論点�B 独居・認知症高齢者への対応
論点�C 住まいの形態に合わせたサービス提供に係る報酬の在り方
■示された主な対応案
・入浴介助加算(�U)について、医師等が利用者宅を訪問する要件を見直し、
医師等の指示の下で介護職員が居宅を訪問し、情報通信機器等を活用して
浴室等の環境を把握する方法を、医師等の訪問が困難な場合に限定せずに
認めてはどうか
・水道光熱費等の物価高騰と人材確保の観点から、入浴介助加算の単価設定を
見直してはどうか
・利用者宅まで迎えに行った際に発生する「突発的な送迎のキャンセル」を、
例外的に送迎減算の対象から外してはどうか
・共同送迎について、同乗を認める範囲を、現在の他介護サービス事業所・
障害福祉サービス事業所に加えて、児童の通園・通学や地域の買い物支援にも
拡充してはどうか
・算定率の低い延長加算ニ(12時間以上13時間未満)・ホ(13時間以上14時間未満)
は、分かりやすさと事務負担軽減の観点から廃止してはどうか
・認知症対応型通所介護について、地域密着型通所介護の報酬体系も参考にしつつ、
基本報酬の在り方を検討してはどうか
いずれも事務局が示した案であり、決定した内容ではありません。
ただ、送迎や入浴介助といった日々の運用に直結する項目が並んでいます。
現在の算定状況(どの加算をいくら算定しているか、送迎減算の発生状況など)を
手元で把握しておくと、改定内容が固まった後の影響試算が速くなります。
第270回社会保障審議会介護給付費分科会 資料(厚生労働省)
【資料1】通所介護、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護(厚生労働省/PDF)





















