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福祉事業所にとって、国家資格取得は、学びから必要な知識を身につけ冷静な判断力を身につけることに繋がります。
職場の質の向上やチーム力の向上、事業所によっては加算取得の要件にも関わってきます。
業務の棚卸しから、業務整理分析を行ったうえで、必要なスキルとしての勉強会の実施など処遇改善加算の職場環境要件にも関連付けはできるのではないかと
思いますので、何を進めたら良いか不明瞭な場合にも明確な目標設定・期間設定ができますね。
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介護福祉士国家試験における
パート合格(合格パートの受験免除)とは、国家試験の科目を3パートに分割し、
一定の合格水準に達したパートについて、一定期間、当該パートの受験を免除するもので、
第38回(令和7年度)国家試験より導入されます。
なお、受験者は、パート合格(合格パートの受験免除)導入後の初受験時においては、全パートを受験することになります。
また、再受験時には、不合格パートの受験は必須とし、合格したパートがない場合には、全パートを受験します。
合格したパートがある場合には、受験申込者が希望に応じて、不合格パートのみを受験するか、全パートを受験するかを選択することとなります。
パートごとの合格基準については、
全体の合格基準点に対し全パートを受験した受験者のパートごとの平均得点の比率で按分して得られた点数以上、
かつ全パートに対する合格基準と同様、各パートを構成する科目群すべてにおいて得点があることを合格基準とする。
パート合格の有効期限については、
国家試験が、介護福祉士としての知識と技能を担保するものであり、一定の知識水準を維持する必要があることや、
介護報酬改定などの制度改正が定期または不定期に行われ、これに対応した知識を身につける必要性があること等を踏まえ、
合格したパートは、受験年の翌々年までを有効期限として当該パートの受験を免除する。
受験手数料については、
全てのパートを受験した場合と一部のパートのみを受験した場合を比較した際に、
事務手続き(受験申込から合格証交付)の内容に大きく影響を及ぼすことはないと考えられることから、
実費を勘案して定める受験手数料については一律の金額(18,380 円)とする。